京畿道、日中韓地方政府の文化芸術交流強化を推進
京畿道、日中韓地方政府の文化芸術交流強化を推進
京畿道が、日本、中国、韓国の地方政府間の文化芸術交流の強化を積極的に推進しています。2025年10月30日、京畿道は、日本の神奈川県横浜市で開催された「第15回日中韓3地域友好交流会議」に参加し、この意向を表明しました。「3地域友好交流会議」は、1996年から京畿道、神奈川県、中国の遼寧省が隔年で持ち回りで開催し、相互間の友好増進と協力強化を図ってきた地方政府間の協議体です。今回の会議で、京畿道は文化芸術分野を含む多様な分野での交流活性化を提案し、地域間の共生発展のための具体的な方策を議論しました。特に、京畿道は3地域間の文化的理解を深め、芸術家たちの創作活動を支援するプログラムを拡大していくことを強調しました。また、若い世代間の交流を奨励し、未来志向的な協力関係を構築することにも力を注ぐことを明らかにしました。
今回の「第15回日中韓3地域友好交流会議」には、高英仁(コ・ヨンイン)京畿道経済副知事が代表団長として出席し、京畿道の立場を積極的に表明しました。高英仁経済副知事は会議で、「3地域は北東アジアの重要な経済中心地として、相互協力を通じて共同繁栄を追求しなければならない」と強調し、文化芸術交流を通じた地域間の絆の強化が経済協力にも肯定的な影響を与えるだろうと展望しました。また、高副知事は京畿道が保有する多様な文化資源と芸術インフラを紹介し、他の地域との協力を通じて相乗効果を創出できると説明しました。京畿道は今回の会議を機に、3地域間の文化芸術交流をさらに拡大し、具体的な協力事業を発掘していく計画です。このために京畿道は、3地域間の文化芸術団体および機関間のネットワーク構築を支援し、共同で文化芸術イベントを開催する方策を検討しています。
一方、同日の2025年10月30日、習近平(シー・ジンピン)中国国家主席が11年ぶりに韓国を訪問しました。習近平主席は2泊3日の訪韓期間中、ドナルド・トランプ米国大統領および李在明(イ・ジェミョン)大韓民国大統領と相次いで首脳会談を行う予定です。今回の習近平主席の訪韓は、朝鮮半島情勢と北東アジア地域の安定のための重要な契機になると見込まれます。特に、習近平主席は慶州(キョンジュ)で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に出席し、域内経済協力強化策を議論する予定です。今回のAPEC首脳会議には主要国の首脳が出席し、グローバル経済の懸案について踏み込んだ議論が行われると予想されます。大韓民国政府は、今回のAPEC首脳会議を成功裏に開催するために万全の準備をしており、これを通じて大韓民国の国際的地位をさらに高めることができると期待しています。
このような中、国民の力(与党)は崔敏姫(チェ・ミンヒ)国会科学技術情報放送通信委員長を収賄容疑で警察に告発しました。国民の力は、崔敏姫委員長が子供の結婚を名目に、氏名不詳の大企業関係者4名、地上波放送局関係者3名、企業代表1名など計8名からそれぞれ100万ウォンずつ、計800万ウォンの賄賂を受け取った疑いがあると主張しました。国民の力は、崔敏姫委員長の行為は明白な不法行為であり、国会議員の清廉義務を深刻に違反したものだと批判しました。これに対し、崔敏姫委員長はまだ公式な立場を表明していません。警察は国民の力の告発内容に基づき捜査に着手する予定で、関係者を召喚して事実関係を確認すると見られます。今回の事件は政界に大きな波紋を広げており、与野党間の対立をさらに深刻化させると予想されます。国民の力は今回の事件を通じて、国会議員の倫理意識を強化し、不正腐敗を根絶しなければならないと強調しました。
京畿道は「第15回日中韓3地域友好交流会議」への参加を通じて、文化芸術交流だけでなく、経済、環境、教育など多様な分野での協力可能性を模索しています。京畿道は3地域間の共同発展のための実質的な協力事業を持続的に発掘し推進することで、地域住民の生活の質を向上させることに貢献する計画です。また、京畿道は第16回3地域友好交流会議が2027年に中国の遼寧省で開催される予定であることから、次期会議の準備にも積極的に参加し、3地域間の協力関係をさらに強化していくでしょう。京畿道のこのような努力は、北東アジア地域の平和と繁栄に貢献する上で重要な役割を果たすと期待されます。今後も京畿道は地方政府間の協力を通じて、多様な分野で成果を創出し、大韓民国の地位を高めるために最善を尽くすでしょう。
