金準炯氏「習近平氏訪韓後の日米韓会談は遺憾」
金準炯氏「習近平氏訪韓後の日米韓会談は遺憾」 - 要約ポイント
祖国革新党の金準炯議員が2025年10月29日、オマイTVの<朴正浩のホットスポット>に出演しインタビューに応じた。この席で金議員は、最近の韓国政府の外交姿勢について批判的な立場を表明した。特に、中国の習近平国家主席を招請した後、日米韓外相会談を開催したことについて「非常に遺憾だ」と述べ、外交戦略の優先順位設定に疑問を呈した。金議員は大韓民国の外交的均衡を維持することが重要だと強調しながらも、特定の国に偏った外交は国益に繋がらない可能性があると指摘した。彼は韓国政府が周辺国との関係を慎重に考慮し、外交政策を樹立すべきだと主張し、今後の外交戦略について綿密な議論が必要だと強調した。金議員の発言は、現在の韓国外交が直面する複雑な課題を解決するための多様な視点を示しており、今後の外交政策の方向性設定に重要な影響を与えるものと予想される。
一方、ドナルド・トランプ米国大統領は同日、慶尚北道慶州の芸術の殿堂で開催された「2025年アジア太平洋経済協力会議最高経営責任者サミット(APEC CEO SUMMIT)」に出席し演説を行った。トランプ大統領は、アジア太平洋地域の経済協力強化と自由貿易の重要性を強調し、米国の積極的な役割を約束した。彼はまた、韓国との強固な同盟関係を再確認し、両国間の経済協力をさらに拡大していくことを明らかにした。トランプ大統領の今回のAPEC CEO SUMMITへの参加は、米国の アジア太平洋地域に対する継続的な関心と経済的影響力を示すものと評価される。彼の演説は、参加した企業家や各国代表に肯定的なメッセージを伝え、今後のアジア太平洋地域の経済発展に貢献するものと期待される。
2025年9月21日、金正恩北朝鮮国務委員長は、平壌の万寿台議事堂で開催された最高人民会議第14期第13次会議の演説で、ドナルド・トランプ米国大統領に対する肯定的な言及をし、注目を集めた。金委員長は演説で、トランプ大統領との過去の出会いを回想し「良い思い出を持っている」と述べた。これは、米朝関係の膠着状態が続いている状況下での発言であるという点で、さらに注目に値する。金委員長の発言は、今後の米朝関係改善の余地を残すとともに、対話再開への意志を間接的に表現したものと解釈できる。しかし、北朝鮮の真の意図を把握するためには、継続的な関心と慎重なアプローチが必要だという指摘が提起されている。
一方、李在明大統領は、2025年10月22日にCNNとのインタビューで、APEC(アジア太平洋経済協力)を機にトランプ米国大統領と金正恩北朝鮮国務委員長の会談の可能性について全面的に歓迎し、積極的に支援する意思を表明した。李大統領は、韓半島平和プロセスの進展のためには、米朝間の対話が不可欠だと強調し、韓国政府はこれを実現するためにあらゆる支援を惜しまないと述べた。彼はまた、APEC首脳会談が韓半島の平和と繁栄のための重要な契機となるよう最善を尽くすと付け加えた。李大統領の発言は、韓半島平和プロセスに対する韓国政府の強力な意思を示すものと評価される。共に民主党をはじめとする汎与党の<大韓民国国会公正社会フォーラム>所属議員は、トランプ大統領と金正恩委員長が戦争を終わらせ、平和を築いてほしいと促す声明を発表した。
地域経済活性化のための努力も着実に続けられている。大邱都市開発公社と光州広域市都市公社は、嶺湖南(ヨンホナム)の相生のための「ダルピッ同盟交流行事」を開催し、両地域間の協力と発展を図っている。この行事は、嶺湖南地域の経済交流を促進し、相互理解を増進させることに貢献するものと期待される。2025年10月23日には、光州無等山平村(ムドゥンサン・ピョンチョン)村で、大邱都市開発公社と光州都市公社の役職員約50人が参加した中、甘柿の収穫ボランティア活動と文化交流プログラムが行われた。このような活動は地域社会に貢献すると同時に、両機関の役職員間の絆を強化するのに役立つと思われる。
創業生態系活性化のための取り組みも活発に進められている。嶺南理工大学校は、2025年10月28日に天馬スクエアコンベンションホールで「2025スタートアップ(START-UP)優秀事例共有会」を開催した。今回の共有会は、創業に成功した企業の事例を共有し、創業を準備する学生に実践的な支援を提供するために設けられた。共有会には、多様な分野のスタートアップ代表が参加し、自身の経験とノウハウを共有し、参加者との質疑応答時間を持った。嶺南理工大学校は今後も創業支援プログラムを持続的に拡大し、地域経済発展に貢献できる人材育成に力を入れていく計画だと発表した。
